Code For Japan Summit2019でセッションを行わせて頂きました!

Code For Japan Summit2019でセッションを行わせて頂きました!

2016年に初めてCode For Japanの前夜祭でお話しさせていただいてから3年、ようやく犯罪予測が実証実験段階に入り、感慨深いです。

ご登壇いただいた桐生先生、パトラン 渡部さん、機会を下さった皆様、ありがとうございました!

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概要:プレゼン30分+パネルディスカッション40分

プレゼン概要:

H30年12月より、NICT委託研究(*1)にて防犯ボランティアのための犯罪予測を活用したパトロール経路提案アプリを開発しております。本年度は、ランニングしながらパトロールするボランティア団体「パトランJAPAN」と自治体の協力のもと、本アプリを用いた実証実験を行い、防犯活動の支援に資するかを検討します。

数理×空間情報×犯罪学を駆使した最先端の防犯テックをもって、ランニングしながらパトロールする地域団体の活動を支援し、コミュニティ・ポリシング先進国の日本ならではの、明るく心豊かに暮らせる日本社会の実現を目指します。本講演では、私たちの取り組みについてご紹介させていただきます。

登壇者:

梶田真実(株式会社Singular Perturbations代表取締役)

村上大輔(株式会社Singular Perturbations主席研究員/統計数理研究所助教)

佃夏野(株式会社Singular Perturbationsエンジニア(インターン))

パネルディスカッション:「日本におけるCommunity Policingのあり方とTechを使ってできること」

テーマ:

米国では30年にわたりコミュニティ・ポリシングが警察活動の重要な方針の一つとなっている中、その重要な鍵となるのは、地域の官・学・市民・企業の4者のパートナーシップを育成できるかという点であると言われています。

今回のパネルでは、学・民の立場から地域防犯への取り組みについてご紹介頂き(5分程度)、日本において4者のパートナーシップの現状を振り返り、これから増えゆくだろう課題(少子高齢化、過疎化、人口減少、新しい技術やコミュニケーションのあり方の進歩、訪日外国人の増加や民泊問題等)を踏まえ、未来の日本における地域防犯がどうあるべきなのか、これをサポートする技術としてできること(コミュニケーションのツールとしてのあり方、予測や情報の取捨選択でAIができること等)について議論します。

登壇者:

桐生正幸先生(東洋大学教授・犯罪心理学)

渡部信隆氏(パトラン東京代表)

梶田真実(株式会社Singular Perturbations)