COMPANY
会社概要
会社名:株式会社Singular Perturbations(シンギュラー パータベーションズ)
代表:梶田真実
共同出資者:梶田晴司
本社所在地:102-0074 東京都千代田区九段南1-5-6 りそな九段ビル5F
設立:2017/08/03
弊社は世界最高精度の犯罪予測アルゴリズム(独自開発)を強みとして、国内外の警察・情報機関向けの犯罪予測ソフトウェア"CRIME NABI"を開発している、計算犯罪学×数理(物理、統計、機械学習)×犯罪社会学の専門家集団です。
2018年度よりNICT(情報通信研究機構)委託研究に単独採択され、今年度は東京都でも、"CRIME NABI"を用いた地域防犯の実証実験(リアルタイムに収集したデータに基づき犯罪予測を用いて犯罪が起きやすいパトロールルートを決め、市民・自治体・警察がパトロール)を開始しています。
理論物理、空間統計などの分野の手法を犯罪予測に適用できるよう拡張した弊社の予測エンジンに含まれるアルゴリズムは、オリジナリティと性能を高く評価され、複数の受賞や社会実装の実績があります。”時空間解析”についての手法開発ノウハウを生かし、犯罪予測だけではなく、インフラ、鉄道、スマートシティ、金融業界のデータ分析も行っております。
事業概要
世界最高精度の予測手法を含む独自のアルゴリズムに基づき、犯罪を予測するシステム"CRIME NABI” を提供しております。リアルタイムに犯罪に関連するデータを収集し、犯罪を予測し、リスク可視化・安全な経路提案・警備人員計画・犯罪要因分析などの犯罪リスクヘッジソリューションを提供いたします。
代表略歴
梶田 真実
株式会社Singular Perturbations 代表取締役CEO
略歴:
2010年3月東京大学大学院(博士)専門は統計物理(理論)。大阪大学・名古屋大学 学振特別研究員(PD)、イタリア滞在中にiOSアプリ開発、ベンチャー企業執行役員を経て2017年より2017年株式会社Singular Perturbations設立。
高校を中退し千葉大学へ飛び入学。現在東京大学空間情報科学研究センター客員研究員を兼務。
専門分野:
統計物理学、理論物理学、非線形動力学
ガラス転移などフラストレーションのある系の物理
Computational Criminology(計算犯罪学)
手法:
特異摂動法を用いた確率過程ダイナミクスの粗視化、時空間特徴量の解析
統計物理学的モデリング
論文等の略歴:Research Gate
職歴:Linkedin
最近の学術活動:
2018/12~ NICT委託研究 平成30年度委託研究「データ連携・利活用による地域課題解決のための実証型研究開発」研究代表者
2018/04~2019/03 科研費「地理的犯罪予測の手法構築:学際研究と産官学連携による学術基盤の確立とシステム開発」研究分担者(代表:雨宮護(筑波大学システム情報系准教授))
MEMBERS
弊社メンバーの67%がPhD取得者です。
梶田真実 / Mami Kajita
Founder, CEO
Ph.D.(統計物理)
【略歴】
2010年3月東京大学大学院(博士)専門は統計物理(理論)。大阪大学・名古屋大学 学振特別研究員(PD)、イタリア在住時にiOSアプリ開発、帰国後Startup企業執行役員を経て2017年より現職。
特異摂動(Singular Perturbations)を用いてガラス転移のような渋滞現象の動力学を非平衡相転移現象として特徴付ける理論手法を開発。イタリアにてスリ被害に遭遇した経験をきっかけに、犯罪データ分析を開始、犯罪予測の独自アルゴリズムを開発。現在は国内外で犯罪予測に関する事業化を進める。
西谷圭介 / Keisuke Nishitani
取締役 CTO
【略歴】
SIerで金融系基幹システムの開発等に従事した後、クラウドサービスの開発ならびに新規事業立ち上げを経て2014年にアマゾンウェブサービスジャパン株式会社へ。Senior Specialist Solution Architectとして数多くの国内企業のクラウドシステム設計支援を実施しつつ、日本におけるサーバーレス市場の創出と普及に尽力。お客様のモダナイゼーション支援を行うためのプロトタイプ開発を行う部門の立ち上げと推進に従事した後、2021年6月よりSingular Perturbationsへジョイン。
村上大輔 / Daisuke Murakami
主席研究員
(兼)統計数理研究所 助教
Ph. D. (空間統計)
【略歴】
筑波大学大学院卒(工学博士)。専門は地理情報と統計。国立環境研究所の特別研究員を経て2017年より統計数理研究所助教。2018年よりSingular Perturbations社へ参画(兼務)。大規模な地理空間データの統計モデリングなどが得意。統計ソフトウェアRのパッケージspmoranとscgwrを開発し、GWmodelの開発グループにも参画。将来人口GDPシナリオのデータベース開発・公開なども行う。
梶田 晴司 / Seiji Kajita
Co-Founder
Ph.D. (材料科学)
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